8246（やつしろ）
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8246（やつしろ）
CV：堀金蒼平（システムのみ）
庁の仕事で生計を立てる請負業者。
ツノの様な受令機と得物の金棒で、亡者から鬼と呼ばれる事も度々。
我らが主人公でありメインキャラクター。零細ミニマム法人の社長兼従業員。零細ミニマム法人ではよくある。ゲーム好き。よく喋る主人公なので、ドラゴンクエストシリーズのようにプレーヤー自身を投影している訳ではない。プレーヤーは8246として活動するのである。
戦闘などにおける特徴など
ヘルパッシブの「社長」の効果故に外せないキャラクター、まぁ主人公だしね。LLVとLPを稼ぐためにも社長は常に最前線に出て頑張るしかないのだ。ちなみに、8246のHPが0になってもゲームオーバーにはならない。可能ならデザートで即時に蘇生させよう。
SPDは「C+」と然程早い方ではなく、男性なのでATKは少し高めではあるが、TECはそこそこなので高威力の攻撃は中々出ない。そしてこのゲームの男性従業員共通の悩みなのだが、HPは一ノ瀬並に低い。前衛の中でも最前列に立てるキャラではないのだ。
清掃業務(バトル)に於いては単体攻撃がメインとなるのだが、初期から持つヘルスキル「片付ける」は然程燃費が良い訳では無い。なので最序盤はつらい。
しかし辛いさんなのは最序盤だけ。LLv.2で全体攻撃の「一掃する」を覚えて雑魚狩りにも対応、更にLLv.5で「自転車操業」という戦闘後にMPが回復するパッシブを覚えるのでHPケアさえすれば良いキャラクターとなる。ヘルスキルの消費も全てMP10なのも追い風。単体攻撃は全て威力と攻撃速度が「大・中・小」に分かれて用途別となっているし、LLv.8で習得する全体ATK+30%バフの「社長指示」は効果時間も非常に長い。実質的にLLv.8で完成するキャラクターであり、社長の面目躍如である。
欠点は最序盤が少し辛いさんなのと、攻撃速度が基本的に遅い上に攻撃属性が衝のみ、攻撃バフを覚えるのが最終盤(LLv8なので#18クリア以降)という事くらい。LLv8でスキル周りはすべて覚えるが、実質的にはLLv3のアームズ2枠目開放で「単体・大、範囲・中、装備枠2」と完成しているキャラクターと言える。
普段はATKを上げるアームズを装備して雑魚狩り、BOSS戦などではVP上昇アームズを装備してHV連発という単体火力役に回すと良い。現状はVP上昇アームズが実質的に機能してないが、アームズでワンパンに耐えるHPを盛った後はATKを増強という方針でよいだろう。というか男性従業員の指針はこれが基本となる。
キャラクター造形やストーリー内での活躍
際どいエッチなシーンの多い今作ではあるが、スケベさんキャラではなく、「女性の亡者専なのは、倒しやすい&運びやすい」など、ワンオペミニマム法人故の駆除業務方針だったりする。
8246が優秀な経営者なのは作品を進めていけば自ずと分かるのだが、顔見せの営業周りなど、コミュニケーション能力はそこそこあるので、零細ながらも今まで地獄で清掃業務で食って行くことが出来ている。本人はこの状況を、いっぱいいっぱいの状況と言っていた。
しかし、8246が爪に火を灯していた理由は明白で、「仕事は取ってこれるが、8246しか居ないので出来る業務が少なすぎた」からであり、灯をはじめ従業員が増えて回せる仕事量が増えると、ゲーム内のように、やがては同業他社と縄張り争いをするまでの事業規模となるのである。当たり前なのだが、経営者が清掃などの（代替が可能な）作業をしていては経営どころではないのは現実と同じである。ゲームにおいてはどうしても前線に立たざるを得ないのだが、灯の加入や、一ノ瀬が本格的に8246に肩入れをし始めてから、8246の人生は大きく回り始める。
他の人間にも出来ることは、対価を支払って代替させ、経営者は先の先を見据えながら仕事を取ってきたり、会社の目標&方向性などを計画するのだ。しかし、今までの8246は自分ひとりしか居なかったので、毎日毎日、日々の業務に追われて、全てを後回しにしてきた。灯の加入と一ノ瀬の急接近が大きく人生を変えるのである。
零細企業故にやらざるをエなかった「亡者を労働力として起用する」という案件は、地獄を管理する上層部の方針を大きく歪ませてしまう。これにより、図らずも8246の活躍でこの地獄は大きな転換点を迎えるのだ。
そして灯との会合は、日々を流されて生きてきた8246に一つの大きな強い意志を目覚めさせる。「決められた事には従い、順序は守る」事を旨としてきた彼は歪んだ地獄に自分なりの解答を突きつけるのだ。8246たちの戦いはこれからだ！！と言う感じの終わりなのだが、後日談を見ていると現世は半年経っても大混乱なので「大きな戦果を残した戦い」と言って良い。爪痕は残したのだ。あまりにもその後は大き過ぎるが故になんか黒い服の人に観られてる毎日みたいだけど。
更新履歴
- 2024.09.10 ページ作成